Unique Melodyフラグシップモデル、UNM-2341(MASON)のレビュー
MASONは最高のイヤホンです!
しかし、ネットで調べてもあまり情報が出てきません。
「MASONちゃんを買いたいけど情報が少ない!」
という人のために参考になればと思いレビューを書きます。
■スペック
基本的なスペックは下記URLの通りです。
http://www.mixwave.co.jp/dcms_plusdb/index.php/item?category=Consumer+AUDIO&cell002=Unique+Melody&cell003=MASON&id=71
(抜粋)
ドライバー :バランスド・アーマチュア型(BA型)
ドライバー構成 :12 ドライバー(Low x 4, Mid x 4, High x 4)
クロスオーバー :3ウェイ・クロスオーバー
周波数特性 :20Hz - 20kHz
入力感度 :110dB @ 1mW
インピーダンス :22Ω
入力端子 :3.5mm ミニ端子
付属品 :IEM Cable
:Metallic Carrying Case
:Cleaning Tool
:Ear tips
保証書 (1年間)
■お値段
e イヤホンの秋葉原店にて15万3千円で購入しました。
■買うまで
第一印象は「音がクリア」です。
嘘です。本当は「値段高っ!」です・・・。
MASONちゃんを購入したきっかけでもあります。
色々なイヤホンを視聴していた時に、
解像度が突出していて、そこに惚れました。
MASONちゃんがFHDだとしたら他のイヤホンはVGAと言ったところでしょうか。
やはりドライバが12個というだけあります。※1
半年間チマチマお金を貯めて今年の4月に購入しました。
※1
イヤホンに暗い人のために補足します。
ドライバというのは、ひとごとで言うと電気信号を音に変換するパーツです。
安いイヤホンだとドライバは1個です。
奮発(5万円~10万円)すると買えるイヤホンでも4個とかです。
野球でもサッカーでもフィールドを1人で守るのと12人で守るのとでは、
守備範囲が圧倒的に違いますよね。
イヤホンに戻って守備範囲=音の範囲(低音~高音)と考えると納得頂けるかと思います。
■レビュー
~~装着性~~
俗にいうSHURE掛けなので初めての人は最初苦労するかもしれません。
ただ、自分の耳に合わせてケーブルを曲げておけば2回目以降は難なく装着できます。
筐体が大きいので耳にフィットするか不安かもしれませんが、思いの他フィットします。
イヤホンパッドは3サイズ付属されているので問題ありません。
~~遮音性~~
SHUREのSE215SPEを10とするならば9です。
さすがにSE215SPEには負けます。
ですが電車のなかで音楽を聴いて入れば周りの音が聞こえないレベルです。
~~音質~~
ひとことで言うと「素直」です。
理由1
音域のバランスが素直(かつ広い)です。
最近はドンシャリが良いという風潮が主流で、ドンシャリのイヤホンが評価されがちです。
それに比べてMASONちゃんは、中音がほんの少し強めですが、全音域バランスよく聞こえます。
シンバルの余韻音もしっかり聞こえます。
理由2
音がしっかり分離して聞こえます。
バスドラとベース、もしくは、
ボーカルとギターがくっついて(被って?重なって?)聞こえるということはありません。
今までギターに隠れて聞こえなかったキーボードの音が聞こえたりします。
また、イコライジング次第で自由な音を表現してくれる点には感動しました。
ドンシャリにイコライジングしても、ボーカルを強調するようにイコライジングしても、それに応えてくれます。
~~その他~~
・リケーブル可能です。ただし、MMCXではなく2ピン仕様です。
その他、感じたことがあれば追加していきます。